GAUBERT
Intégrale des œuvres pour flûte et piano
ゴーベール
フルートとピアノのための作品全集
Philippe Gaubert (1879-1941) 1. Pièce 2. Romance (1905) 3. Nocturne et allegro scherzando 4. Berceuse 5. Romance (1908) 6. Madrigal 7. Divertissement grec (pour deux flûte et piano) 8. Sur l'eau 9. Fantaisie (1912, première édition) 10. Danses pastorales (extrait du Ballet "Philotis") 11. Philotis (flûte seule) 12. Deux esquisses 13. Sicilienne 14. Sonate (1917) 15. Fantaisie (1920, édition révisée) 16. Suite 17. Deuxième sonate 18. Ballade 19. Troisième sonate 20. Sonatine quasi fantasia
Seiichiro Edo, flute Ai Terada, flute ... 7 Kazunori Seo, piano
Recorded on 16-19 April 2024The Grand Auditorium, Mie Centre for the Arts, Tsu, Japan
Producer: Kazunori Seo Recording engineer: Kotaro Yamanaka (Rec-Lab) Piano tuner: Yasuo Matsumoto Piano: Steinway D, Hamburg, No. 527890
フィリップ・ゴーベール (1879-1941) 1. 小品 2. ロマンス (1905) 3. ノクチュルヌとアレグロ・スケルツァンド 4. 子守歌 5. ロマンス (1908) 6. マドリガル 7. ギリシャ風ディヴェルティスマン (2本のフルートとピアノ版) 8. 水上にて 9. ファンタジー (1912年初版) 10. 牧歌的な踊り ~バレエ「フィロティス」より 11. フィロティス (フルート・ソロ版) 12. 2つのスケッチ 13. シシリエンヌ 14. ソナタ (1917) 15. ファンタジー (1920年改訂版) 16. 組曲 17. ソナタ 第2番 18. バラード 19. ソナタ 第3番 20. 幻想風ソナチネ
江戸 聖一郎 (フルート) 寺田 愛 (フルート) ... 7 瀬尾 和紀 (ピアノ)
2024年4月16~19日三重県総合文化センター大ホールにて収録
プロデューサー:瀬尾 和紀 レコーディング・エンジニア:山中 耕太郎 (Rec-Lab) ピアノ調律:松本 安生 使用ピアノ:ハンブルク製スタインウェイ D, No. 527890
Release Date: 20 September 2024 Barcode: 4589538692476 Label: Virtus Classics, VTS-027/8 Media: CD-AUDIO Recording format: DXD 24bit / 352.8kHz
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ゴーベール演奏史における記念碑的アルバム! これまでもゴーベールのフルート作品全集と銘打ったものはいくつかリリースされているが、今回の演奏はそれらとは全く違う地平にある。才能あふれる二人によって奏でられた演奏が、単なる「フルートとピアノ」という楽器の範疇を越えて音楽そのものに肉薄し、聴き手に大きな感動を与えてくれることにあるのだ。 (西村 祐 / ライナーノートより) ドビュッシーやフォーレにも通じる甘く美しい旋律でフルート愛好家にとって馴染み深いフィリップ・ゴーベール。しかし彼の生涯と作品の全容はなかなか明らかになっておらず、2023年にようやくフランス国立図書館が彼の未発表曲を含む大量の自筆譜の公開をはじめたことで、未出版作品を含めた、これまでにないフルート作品全集が実現しました。フルート奏者には取り分けよく知られている「ファンタジー」には、現在知られている版とは別に、忘れ去られた初版が存在していますが、ここではそのどちらも収録されており、大変興味深いものとなっています。 演奏は、フランスでパトリック・ガロワに師事し、ザ・カレッジ・オペラハウス管弦楽団でフルート奏者を務めながらも多彩な活動が注目されるフルーティスト、江戸聖一郎が担当。彼の師の一人でもある瀬尾和紀はピアニストとして、またプロデューサーとしてこの企画を総括しています。さらにブックレットにはゴーベールの研究で成果を上げている髙柳鞠子による詳細な作品解題と、江戸聖一郎によるゴーベールとその時代背景について述べたエッセイも必読です。彼らの熱意によって生まれた2枚のCDを通して聴くことでゴーベールの作曲の変遷も感じられることでしょう。 (NAXOS JAPAN)