Philippe GaubertIntégrale des œuvres pour flûte et piano
フィリップ・ゴーベールフルートとピアノのための作品全集
Artist(s) :
Seiichiro Edo, fluteAi Terada, flute (only CD1, Track 7)Kazunori Seo, piano 江戸 聖一郎(フルート)寺田 愛(フルート)※CD1 Track 7のみ瀬尾 和紀(ピアノ)
Information :
Release Date : 20 September 2024 Barcode : 4589538692476 Label : Virtus Classics, VTS-027/8 Media : CD-AUDIO (2CD) Recording format : DXD 24bit / 352.8kHz
Recorded contents :
Philippe Gaubert (1879-1941) [CD 1] - Pièce - Romance (1905) - Nocturne et allegro scherzando - Berceuse - Romance (1908) - Madrigal - Divertissement grec (for two flutes & piano) - Sur l'eau - Fantaisie (1912, First edition) - Danses pastorales (extrait du Ballet "Philotis") - Philotis (flute solo) - Deux esquisses - Sicilienne - Sonate (1917) [CD 2] - Fantaisie (1920, Revised version) - Suite - Deuxième sonate - Ballade - Troisième sonate - Sonatine quasi fantasia
フィリップ・ゴーベール [CD 1] - 小品 - ロマンス (1905) - ノクチュルヌとアレグロ・スケルツァンド - 子守歌 - ロマンス (1908) - マドリガル - ギリシャ風ディヴェルティスマン (2本のフルートとピアノ版) - 水上にて - ファンタジー (1912年版) - 牧歌的な踊り ~バレエ「フィロティス」より - フィロティス (フルート・ソロ版) - 2つのスケッチ - シシリエンヌ - ソナタ (1917) [CD 2] - ファンタジー (改訂版) - 組曲 - ソナタ 第2番 - バラード - ソナタ 第3番 - 幻想風ソナチネ
Recording Data :
16-19 April 2024, The Grand Auditorium, Mie Centre for the Arts, Tsu, Japan 2024年4月16~19日、三重県総合文化センター 大ホール
Recording engineer : Kotaro Yamanaka / 山中 耕太郎 (Rec-Lab) Piano tuner : Yasuo Matsumoto / 松本 安生 Piano : Steinway D, Hamburg, No. 527890 (1994)
Producer : Kazunori Seo
Online Shopping (CD) :
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Streaming :
Naxos Music Library (Global) | ナクソス・ミュージック・ライブラリー (Japan)
ゴーベール演奏史における記念碑的アルバム!
これまでもゴーベールのフルート作品全集と銘打ったものはいくつかリリースされているが、今回の演奏はそれらとは全く違う地平にある。才能あふれる二人によって奏でられた演奏が、単なる「フルートとピアノ」という楽器の範疇を越えて音楽そのものに肉薄し、聴き手に大きな感動を与えてくれることにあるのだ。(西村 祐 / ライナーノートより)
ドビュッシーやフォーレにも通じる甘く美しい旋律でフルート愛好家にとって馴染み深いフィリップ・ゴーベール。しかし彼の生涯と作品の全容はなかなか明らかになっておらず、2023年にようやくフランス国立図書館が彼の未発表曲を含む大量の自筆譜の公開をはじめたことで、未出版作品を含めた、これまでにないフルート作品全集が実現しました。フルート奏者には取り分けよく知られている「ファンタジー」には、現在知られている版とは別に、忘れ去られた初版が存在していますが、ここではそのどちらも収録されており、大変興味深いものとなっています。 演奏は、フランスでパトリック・ガロワに師事し、ザ・カレッジ・オペラハウス管弦楽団でフルート奏者を務めながらも多彩な活動が注目されるフルーティスト、江戸聖一郎が担当。彼の師の一人でもある瀬尾和紀はピアニストとして、またプロデューサーとしてこの企画を総括しています。さらにブックレットにはゴーベールの研究で成果を上げている髙柳鞠子による詳細な作品解題と、江戸聖一郎によるゴーベールとその時代背景について述べたエッセイも必読です。彼らの熱意によって生まれた2枚のCDを通して聴くことでゴーベールの作曲の変遷も感じられることでしょう。(ナクソス・ジャパン)