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The label "Virtus Classics" started in 2013, which was originally founded in 2010 as "Les Ménestrels" by flutist Kazunori Seo, to be particular about the selection of works, performance and sound recordings. Focusing on the chamber music to shed light on new aspects of music through not widely known masterpieces and unusual arrangements.

2010年、フルーティスト瀬尾和紀が創設したクラシック音楽レーベル「レ・メネストレル」は、2013年に新たに「ヴィルトゥス・クラシックス」と名前を変え、 選曲から演奏、録音に至るまで全てにこだわり抜いたレーベルとして、珍しい録音を中心に室内楽曲に焦点を当て、フルートの作品に留まらず、知られざる佳作や珍しい編曲を通して音楽の新たな側面に光を当てています。

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The Art of Patrick Gallois, 3
Modern Flute Sonatas

≪パトリック・ガロワの芸術・3≫
近代フルート・ソナタ集

Artist(s) :

Patrick Gallois, flute
Kazunori Seo, piano
パトリック・ガロワ(フルート)
瀬尾 和紀(ピアノ)

Information :

Release Date : 20 October 2023
Barcode : 4589538692445
Label : Virtus Classics, VTS-024
Media : CD-AUDIO
Recording format : DXD 24bit / 352.8kHz

Recorded contents :

Bohuslav Martinů (1890-1959) : Sonate
Paul Hindemith (1895-1963) : Sonate
Francis Poulenc (1899-1963) : Sonate
Sergei Prokofiev (1891-1953) : Sonata in D major, Op. 94

ボフスラフ・マルティヌーソナタ
パウル・ヒンデミットソナタ
フランシス・プーランクソナタ
セルゲイ・プロコフィエフソナタ ニ長調 Op.94

Recording Data :

18-20 May 2022, The Grand Auditorium, Mie Centre for the Arts, Tsu, Japan
2022年5月18~20日、三重県総合文化センター大ホール

Recording engineer : Kotaro Yamanaka / 山中 耕太郎 (Rec-Lab)
Piano tuner : Yasuo Matsumoto / 松本 安生
Piano : Steinway D, No.527825

Producer : Kazunori Seo

Online Shopping (CD) :

AMAZON (Japan) | タワーレコード | HMV (Japan) | 楽天

Streaming :

Naxos Music Library (Global) | ナクソス・ミュージック・ライブラリー (Japan)

巨匠ガロワが誘う 魂宿る美しき世界

丁寧に折り重ねられた何層もの立体的なピアノに心地の良いフルートの風がひゅうと吹く。それは湿り気を帯びていたり、草木がざわめく様であったり、疾風怒涛の様でもあるのだが、これらは全てを包む深い愛に満ちた音楽そのものである。
本作に収められた名曲を偉大なピアニストたちと幾度となく演奏してきた巨匠ガロワが、今、改めて録音という形で世に残したいと願ったのは、他でも無い、同じスケールと価値観で音楽を共有できる愛弟子の瀬尾和紀の存在だろう。
常に感度を高く持ち、知識を刷新し、変化する事を少しも恐れない彼らのこの記録は、新解釈などと言うものではなく、構築された歴史そのものなのだ。
(寺田 愛 フルーティスト)

フルートのレパートリーは、とりわけソナタのジャンルにおいて豊富であり、このCDには、20世記半ばを特徴づける最も美しい緩徐楽章を持ったソナタが収められています。これらの4つの緩徐楽章は、ある種の水平性、純粋さ、率直さ、深遠さ、そして今この瞬間の探究という点で通底しています。これらの作品に取り組むにあたり、瀬尾和紀氏と私は、主にオリジナルのラインの再構築、そして作品のテクストを明確にするために、様々な音楽的なレイヤーを際立たせる事に重点を置きました。また、フレーズのみならず、フルートとピアノの2つのパート間に存在する細かいニュアンスにも注意を払いました。
このCDが、何度も聴き返されるであろう事を念頭に置き、聴く度にその楽章の新たな角度や側面が浮き彫りになるようにと私たちは考察を重ねてきたのです。
(パトリック・ガロワのコメントより)