DIABELLI VARIATIONS
ディアベッリ変奏曲
Ludwig van Beethoven (1770-1827) 33 Veränderungen über einen Walzer von Diabelli, Op. 120
Toshihiro Kaneshige, piano
Recorded on 19-21 April 2022The Grand Auditorium, Mie Centre for the Arts, Tsu, Japan
Producer: Kazunori Seo Recording engineer: Kotaro Yamanaka (Rec-Lab) Piano tuner: Katsumi Tsuda (Bösendorfer Japan) Piano: Bösendorfer Model 290 Imperial
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン (1770-1827) ディアベッリのワルツによる33の変奏曲 Op. 120
兼重 稔宏 (ピアノ)
2022年4月19~21日三重県総合文化センター大ホールにて収録
プロデューサー:瀬尾 和紀 レコーディング・エンジニア:山中 耕太郎 (Rec-Lab) ピアノ調律:津田 克己 (Bösendorfer Japan) 使用ピアノ:ベーゼンドルファー・インペリアル Model 290
Release Date: 21 October 2022 Barcode: 4589538692797 Label: Virtus Classics, VTS-019 Media: CD-AUDIO & Streaming Recording format: DXD 24bit / 352.8kHz
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ピアノ音楽の金字塔、歴史的怪作が今紐解かれる。兼重稔宏、渾身のデビューアルバム! この曲と真っ向勝負で向き合った兼重の演奏は実に清々しい。誠実に音楽が求めることを実現させていったからこそ、一点の曇りもなく、誇張もしていないのに、この変奏曲の特殊性が自然と浮かび上がってくる。ひとつひとつの音は明晰でありながら、紡がれた音が集積するとファンタジーをまとい、私たち聴衆に多くのインスピレーションをもたらしてくれる。 (小室 敬幸) 兼重は楽曲を貫く精神を的確に捉え、統一した世界を創り出す。彼の透明感のある音色は複雑に絡み合う楽想からも音楽の方向性を鮮やかに示しており、聴き手にとっても“挑戦”となるこの楽曲の本当の魅力を伝えてくれる。 (長井 進之介)