The Art of Patrick Gallois, 1Morceaux de concours de Paris
≪パトリック・ガロワの芸術・1≫パリ音楽院卒業試験曲集
Artist(s) :
Patrick Gallois, fluteKazunori Seo, piano パトリック・ガロワ(フルート)瀬尾 和紀(ピアノ)
Information :
Release Date : 22 November 2019 Barcode : 4589538692988 Label : Virtus Classics, VTS-008 Media : CD-AUDIO & STREAMING Recording format : 24bit / 96kHz
Recorded contents :
Gabriel Fauré (1845-1924) : Fantaisie, Op. 79 Louis Ganne (1862-1923) : Andante et Scherzo Georges Enesco (1881-1955) : Cantabile et Presto Philippe Gaubert (1879-1941) : Nocturne et Allegro scherzando Paul Taffanel (1844-1908) : Andante pastoral et Scherzettino Henri Büsser (1872-1973) : Prélude et Scherzo, Op. 35 Philippe Gaubert (1879-1941) : Fantaisie Georges Hüe (1858-1948) : Fantaisie Alfredo Casella (1883-1947) : Sicilienne et Burlesque, Op. 23 Gabriel Grovlez (1879-1944) : Romance et Scherzo Philippe Gaubert (1879-1941) : Ballade
ガブリエル・フォーレ:ファンタジー Op. 79 ルイ・ガンヌ:アンダンテとスケルツォ ジョルジュ・エネスコ:カンタービレとプレスト フィリップ・ゴーベール:ノクチュルヌとアレグロ・スケルツァンド ポール・タファネル:アンダンテ・パストラルとスケルツェッティーノ アンリ・ビュッセール:プレリュードとスケルツォ Op. 35 フィリップ・ゴーベール:ファンタジー ジョルジュ・ユー:ファンタジー アルフレッド・カゼッラ:シシリエンヌとビュルレスク Op. 23 ガブリエル・グロヴレ:ロマンスとスケルツォ フィリップ・ゴーベール:バラード
Recording Data :
8-10 January 2019, The Grand Auditorium, Mie Centre for the Arts, Tsu, Japan 2019年1月8~10日、三重県総合文化センター大ホール
Recording engineer : Kotaro Yamanaka / 山中 耕太郎 (Rec-Lab) Piano tuner : Yasuo Matsumoto / 松本 安生 Piano : Steinway D, No.527825
Producer : Kazunori Seo
巨匠ガロワが提示する新しい伝統フルート演奏の奥義を伝える偉大なフランス近代作品集
「パリ音楽院卒業試験曲集」と聞くと、どうしても堅苦しい雰囲気が思い浮かびますが、パリ音楽院においては「試験」は全て「コンクール」であり、師の教えを離れた若き奏者たちの思い思いの創造の翼を広げる機会なのです。実際にこれらの曲は「様々なコンクール用小品集」であり、試験だけで用いられるのではありません。全てのフルート奏者にとっての必須曲であり、また演奏のためのスタンダード・レパートリーにもなっています。 もちろん、全ての曲が良く知られているわけではありませんが、どれも近代フランス周辺の作曲家たちが腕によりをかけて書き上げた逸品ばかり。ゆったりとした序奏部と、華やかで技巧的な速い部分で構成されており、最後は華やかなカデンツァで締めくくるという決まった形式を採りながらも、作曲家たちの個性が存分に発揮された芸術性の高い曲集です。今回、この曲集に取り組んだのは名フルート奏者、パトリック・ガロワ。聴きどころの多いこれらの作品をいとも易々と演奏し、味わい深く聴かせます。 そして注目はピアノを担当する瀬尾和紀! フルート奏者でありながら、幾度となくガロワの伴奏を務めるなど、すでにピアニストとしても名を馳せる彼の演奏をお聴きください。(NAXOS JAPAN)
This is the first album of the series by Maestro Patrick Gallois plays masterpieces for flute under the label VIRTUS CLASSICS. Here is a beautiful and charming collection of “morceaux de concours” (examination pieces) of the Paris Conservatory, starting from Faure in 1898 and the beginning of the 20th century.