Dmitry ShostakovichSymphony No. 11 "The Year 1905"
ショスタコーヴィチ交響曲 第11番「1905年」
Artist(s) :
Ayumi Iga & Masatoshi Yamaguchi, piano duo 伊賀 あゆみ&山口 雅敏(ピアノ・デュオ)
Information :
Release Date : 30 May 2018 Barcode : 4589538693039 Label : Virtus Classics, VTS-003 Media : CD-AUDIO & STREAMING Recording format : 24bit / 96kHz
Recorded contents :
Dmitry Shostakovich (1906-1975) - Symphony No. 11 in G Minor, Op. 103, "The Year 1905" (arrangement for piano 4 hands by composer) - Refrain - Ending of IV. The Tocsin, extra version - Tahiti Trot, Op. 16 (arrangement for piano 4 hands by composer)
ドミトリー・ショスタコーヴィチ - 交響曲 第11番 ト短調 「1905年」 Op. 103 (作曲者自身によるピアノ4手連弾版) - 同曲終楽章より「警鐘」終結部(エキストラ・バージョン) - タヒチ・トロット(二人でお茶を)Op. 16 (作曲者自身によるピアノ4手連弾版)
Recording Data :
14-16 February 2017, The Grand Auditorium, Mie Centre for the Arts, Tsu, Japan 2017年2月14日~16日、三重県総合文化センター大ホール
Recording engineer : Kotaro Yamanaka / 山中 耕太郎 (Rec-Lab) Piano tuner : Yasuo Matsumoto / 松本 安生 Piano : Steinway D, No.527825
Producer : Kazunori Seo
張りつめた空気、戦慄の惨劇、そして革命歌。待望の世界初録音!
「まだ誰も録音していないショスタコーヴィチを弾いてみないか?」この髙沖秀明氏の言葉から始まったというプロジェクト。数多くの難曲をレパートリーに持ち、常に新しいレパートリーの探求を続けることで(時には自身で編曲も行うほど)、「進化系デュオ」と異名を取る伊賀あゆみ&山口雅敏の2人にとって、このプロジェクトがどれほど魅力的であったか想像もつきません。 譜面を手にした彼らは、すぐに演奏に取り組みますが、難題にも突き当たります。テクニカルな問題はやすやすとクリアした彼らでしたが、この作品の重要なファクターである「第4楽章の最後で鳴らされる象徴的な鐘の音」がショスタコーヴィチの譜面には記載されていなかったのです。 そこで彼らは自ら鐘の音を再現する試みを行いました。そして、トラック5に付け加えられたヴァージョンは、彼らが導き出した結果の一つです。様々な思いが込められた交響曲 第11番Op.103のピアノ連弾版。オーケストラで聴く《1905年》とは全く違う、ピアノの響きのみが醸し出す緊張感に満ちた静寂と、音の交錯が聴きものです。もちろん世界初録音です。 (NAXOS JAPAN)