Biedermeier

Track List

Mauro GIULIANI (1781-1829)
マウロ・ジュリアーニ (1781-1829)
1-3   Gran Duetto Concertante, Op. 52
協奏大二重奏曲 Op. 52
 
Franz SCHUBERT (1797-1828)
フランツ・シューベルト (1797-1828)
4-6   Arpeggione-Sonate, D821
アルペジョーネ・ソナタ D821
 
Mauro GIULIANI (1781-1829)
マウロ・ジュリアーニ (1781-1829)
7-10   Grand duo concertant、 Op. 85
協奏大二重奏曲 Op. 85
 
Franz SCHUBERT (1797-1828)
フランツ・シューベルト (1797-1828)
11   Schwanengesang, D957: No.4, Ständchen
セレナード D957

Recording Data

Recording :
17 - 19 November 2020, Sagamiko Community Center, Kanagawa prefecture, Japan
2020年11月17日~19日、神奈川県立相模湖交流センターホール

Recording engineer :
Kotaro Yamanaka / 山中耕太郎 (Rec-Lab)

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[CD]
Virtus Classics, VTS-011
2,800円(税別)
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[Streaming]
(under preparation)
Naxos Music Library (global) | ナクソス・ミュージック・ライブラリー (Japan)

Comment

愉悦の音楽 ― これぞ逸品! 何気ない旋律に隠された熟練の技
タイトルの「ビーダーマイヤー」とは、家庭の団欒や身の回りの食器や家具などに関心を向け、簡素で心地よいものを好み、日常的な生活に喜びを見い出すといった、19世紀前半のドイツやオーストリアを中心に流行した風潮のこと。このアルバムでは、当時活躍した2人の作曲家、ジュリアーニとシューベルトの作品に焦点をあて、その作品を瀬尾と松尾が温かい音色で描き出しています。
マウロ・ジュリアーニはウィーンで活躍した南イタリア出身の作曲家。数多くのギター作品を残し、ギターという楽器の地位と、演奏技術を確立したことで知られています。現代、彼の作品を耳にする機会が少ないのは残念ですが、アルバムに収録された2つの「協奏大二重奏曲」を聴けば、その魅力に開眼する人も多いことでしょう。2人の奏者は持てる技術を最大に駆使しながらも、決して競うことはなく親密な空気を醸し出しています。
かたや親しい友人たちとの交流をことのほか大切にしていたシューベルト、彼の作品はまさに「心の喜び」を見出すのにふさわしいものばかり。このフルートとギターで奏されるアルペジョーネ・ソナタでは、2つの楽器の音色が溶け合い、絶妙な雰囲気を醸し出します。余韻深いセレナーデも聴きどころ。
「身の回りのものに喜びを見い出すこと」は、今の時代にも共通することであり、この素晴らしいアルバムからも、大きな喜びを見い出すことができるのではないでしょうか?(NAXOS JAPAN)